塩結晶制御技術 - 特許取得済み
nihhonclenser の中核を成すのが、独自開発の「塩結晶制御技術」です。これは、通常の塩を分子レベルで再構築し、洗浄に最適な結晶構造を作り出す技術です。
一般的な食塩の結晶は、約100〜500マイクロメートルの大きさです。しかし、この大きさでは汚れの奥深くまで浸透することができません。私たちは、特殊な製造プロセスにより、平均3マイクロメートルという超微細な塩結晶の生成に成功しました。
ナノ粒子浸透メカニズム
超微細化された塩結晶は、水に触れると瞬時に活性化します。この時、結晶表面に特殊な電荷が発生し、汚れの分子と強く結合します。
従来の洗剤は、化学反応により汚れを「溶かす」アプローチでした。しかし、私たちの技術は、汚れを「包み込んで剥離する」という、まったく新しい洗浄メカニズムを実現しています。これにより、素材を傷めることなく、深層まで到達した汚れを除去できるのです。
瞬間活性化システム
塩結晶が水分と接触すると、わずか0.3秒で結晶構造が変化し、最大の洗浄力を発揮する状態になります。この反応速度は、従来の洗剤の約100倍です。
この超高速反応は、大阪大学との共同研究により開発された、独自の表面処理技術によって実現されました。結晶表面に施された特殊なコーティングが、水分子と反応し、爆発的に洗浄力を高めるのです。
抗菌バリア形成技術
洗浄後、便器表面には目に見えない極薄の塩の層が形成されます。この層は、厚さわずか数ナノメートルですが、強力な抗菌効果を持ちます。
バクテリアがこの層に接触すると、高浸透圧により細胞壁が破壊され、増殖が抑制されます。この効果は、洗浄後24時間以上持続し、次回の掃除までトイレを清潔に保ちます。
完全生分解プロセス
環境への配慮は、開発の最初から最重要課題でした。私たちの製品は、使用後24時間以内に100%自然分解されます。
塩は元々自然界に存在する物質です。海水にも、人間の体内にも含まれています。つまり、完全に自然に還る物質なのです。分解過程で有害物質が発生することもなく、海洋生物への影響も一切ありません。
第三者機関による検証
私たちの技術の有効性は、複数の第三者機関により検証されています。
除菌効果試験結果
- 大腸菌: 99.9%除菌(接触時間30秒)
- 黄色ブドウ球菌: 99.8%除菌(接触時間30秒)
- 緑膿菌: 99.7%除菌(接触時間30秒)
- サルモネラ菌: 99.9%除菌(接触時間30秒)
試験機関: 一般財団法人 日本食品分析センター(2024年度)
洗浄力比較試験
市販の主要洗浄剤との比較試験において、以下の結果が得られました:
- 水垢除去率: nihhonclenser 97.8% / 塩酸系洗剤 93.2%
- 黄ばみ除去率: nihhonclenser 99.1% / 塩素系洗剤 96.8%
- 尿石除去率: nihhonclenser 96.5% / 強アルカリ系洗剤 94.1%
試験機関: 株式会社 環境分析研究所(2024年度)
環境安全性試験
- 生分解性: 24時間で100%分解(OECD基準準拠)
- 魚類急性毒性: 影響なし(LC50 > 10,000 mg/L)
- 藻類生長阻害: 影響なし(NOEC > 1,000 mg/L)
- ミジンコ繁殖試験: 影響なし(NOEC > 1,000 mg/L)
試験機関: 国立研究開発法人 国立環境研究所(2024年度)
製造プロセスの革新
原材料となる塩は、瀬戸内海の深層800メートルから採取された海水を使用しています。この深層海水は、汚染物質を含まず、ミネラルバランスが優れています。
採取された海水は、まず多段階濾過により不純物を99.99%除去します。その後、独自開発の結晶化プロセスを経て、洗浄に最適な結晶構造を持つ塩へと変換されます。
この製造プロセスは、従来の化学洗剤製造と比較して、CO2排出量を90%削減しています。エネルギー効率も高く、使用電力の50%は太陽光発電でまかなわれています。
継続的な研究開発
私たちの研究は、ここで終わりではありません。現在、以下のプロジェクトが進行中です:
- バスルーム全体に使用できる多目的クリーナーの開発
- さらに微細な1マイクロメートル結晶の実用化研究
- 抗菌効果を72時間持続させる新技術の開発
- 海外の水質に最適化した製品ラインナップの展開
- AIによる最適な洗浄条件の自動判定システム
私たちは、科学の力で、より清潔で持続可能な未来を創造し続けます。